ー乳がん闘病記ー

その6
休息期〜遠隔転移



2006年5月29日   3ヶ月ぶりの検診
診察、採血、エコー、薬。

ブログにも書きましたが、
ひさびさの病院はものすごい綺麗に生まれ変わっていました!
外来棟の入口が駅から一番遠くなっていたのはげんなりしましたが(笑)
中に入ってあまりの綺麗さにもうびっくり!
診察→検査→清算の流れも非常にスムーズでよかったです。

肝心の検査は、というと
採血はまだ一部結果不明ですが
エコー、触診とも問題なし!
エコーの時、なんかジェルが沁みるなぁ・・と思っていたら
触診の時先生が「手術跡がまたかさぶたになってるねぇ〜」と。
手術からもうすぐ3年半以上たつに、
肌が弱いからすぐに引き攣れたようになってしまうんですよね。
もう一度縫ってもいいんだけど・・という先生の言葉には
思わず「えぇぇ!!!」って。
だってなんかやだ・・・
そしたら先生も「今すぐやらなきゃって話じゃないよ。やらないとまずい状況になったらの話だよ」って。
はい、当分結構です!(笑)



2006年8月14日   さらに3ヶ月ぶりの検診
診察、採血、エコー、胸部レントゲン、マンモグラフィ、薬。

来月から担当医のK先生が病院を移動になるので
4年間通った病院も今日が最後で、ちょっと感慨深かった。

検査結果は今回もとりあえず問題はなし。
採血の結果待ちだけど・・・

そうそう、採血といえば、
今回は最初新人らしき女性の技師さんだったんだけど
案の定私が「いつもここからとってもらってます」
と手の甲を出した途端ビビッた感じで。。。
だからさ〜いつも言ってる(書いてる)けど
病院のスタッフが不安そうな顔するのやめてくださいよ。。

しかも今回はマジで失敗・・・
痛いですか?とか聞くからいえ全然・・・と答えたけど
結局ちゃんと針刺せてなかったみたいで
「すみません。ちょっと失敗です。。」って〜(ぉぃぉぃ)
結局隣にいたいつもの主任さんに代わって
「これじゃ針が太すぎだな、こういう場合は○ミリの針で」
って指導受けてたけどさ〜
できないな〜・・って思ったらやる前に交代してよね。まったく!

一回失敗しちゃったんでいつものとこからできなくて
主任さん悩んだあげく腕からとることに。
腕ったって、普通の肘の裏側じゃないですよ。
腕の外側の、手首と肘の中間くらいのとこから。
ま、手の甲より痛くないくらいだったのでよかったけど
ちょっと青くなってる・・・

あ〜来月からの病院でも同じようなことがありそうだなぁ・・・
うまい技師さんがいるといいな。


そして、今回は半年振りのマンモ。
相変わらず痛かったけど、
それでも、なんか前回よりは痛みが少なかった気がする。
太ったから?!とかちょっと思った・・^^;
残ってる左の乳房がなんか前より大きくなった気もするのよね(笑)
だから、切除した方とバランスとれなくて困る。。
もうちょっと痩せないとね。
痩せるときにも胸から痩せるだろうから、そしたらちょうどいいかな。
でも、マンモ痛くないなら肉付きいい方がいいか・・(爆)



2006年11月9日   新しい病院
診察、採血、エコー、薬。

新しいといっても、病院そのものが新しいわけではなく
主治医の移動に伴って病院を移っただけですが
初めてってのはなんでも緊張を伴うものですね。

おまけに初診は予約が取れないということで
朝から行って、受付でカルテを作り、
延々と待ち続けること、、、3〜4時間、、、

あらかじめ待つことを予想して
雑誌やら本やらMDやらあれこれ用意していったので
退屈することはなかったのだけど
やっぱりちょっとお尻が痛くなりました^^;

先生は特に変わった様子もなく(当たり前・・笑)
今までと同じように診察をし、エコー検査をして
さぁ。鬼門ともいえる採血だ!(笑)

割と年配の、ベテラン風の女性の技師さんで
ちょっと安心したのもつかの間
今までは手の甲からとってました、というと
やっぱりイヤな顔をする・・・
その反応にももう慣れたけども
今回は「じゃあかなりな気合が必要だわ」とか言われて
そんなに大変なことなんかい・・・とまたもや心配に・・

結果、わりとスムースに針が刺さり、
青痰もできずいい感じ。
次回もこの方に当たるといいなぁ・・・


お会計も結構時間がかかったけども
次回の予約がきちんと取れたので一安心!

なんか病院全体が雑然としていたけども
まあこんなもんかな・・・
3ヶ月に1回しか行かないんじゃ、なかなか慣れないなぁ・・・



2007年1月18日   再検査
診察、採血、エコー、レントゲン。

前回の採血検査の結果、腫瘍マーカーがちょっと高いと
正月三が日明けてすぐK先生から電話があったので
予定では2月末だった次の検診を待たずに
今日病院で再検査をしてきた。

朝9:00の予約だったので
久々に満員電車に乗り都心へ。
始発電車を選んで乗ったので
それほどでもないんだろうけど
慣れないのですんごい疲れた・・・(-_-;)

それでも順調に8:30には病院に着き、呼ばれるのを待つ。
結構早く呼ばれて(予約だからね)
まずは診察とエコー。
とりあえず目立った異常はないとのこと。

続いて胸部レントゲンと採血。
採血結果はすぐには出ないので
レントゲン写真を持って再び診察室へ。





写真見て一言先生が
「ここに影みたいなものがあるね」

えぇぇ?!マジですか?!
とは言いませんでしたが
さすがに、ちょっと絶句しました。

「わかる?」って言われたけど
正直私が見ても影かどうかはわからない・・・
でも先生が見て怪しいと思うわけだから・・・

ともかく来週CTを撮影して、今日の採血結果と合わせて診断が下される。
今までで一番怖い診察になりそうだな。
手術より怖い。。。

来週までに
『乳がんから肺への遠隔転移』について詳しく調べておこう。



2007年1月24日   遠隔転移
CT(胸部&腹部)、診察、採血、ホルモン剤投与、薬。

ついに、というか、やっぱり、というか、、、
転移癌が発見されました。

肺と肝臓に2〜3個ずつ。

元々リスクが高い、術後5年以内の再発・転移の可能性が高いと
言われてはきたけれど
実際そうなってみると・・・
んー。意外にも平静です。。。今は。

だって、どうしようもないもんね。
しかも、今全く自覚症状がないんだもん。

初めに乳がんだってわかった時もそうだったけど
こんなに元気なのに体の中に癌細胞が潜んでるなんて
想像ができないんだなぁ・・・

まあでも間違いなくヤツはいるみたいなので
2月から治療が始まります。

まずはハーセプチンの投与。これは毎週。
最初だけ入院が必要だってんで、久々のプチ入院。
それからは外来で午前中にさっさと済ませるつもり。
だって、午後は働かないと・・・
ハーセプチンは超高額治療ですからねぇ・・(-_-;)

それと併用してホルモン治療。
薬が今までと変わる。
ノルバデックスからアリミデックスへ。
それととりあえずまだ閉経がハッキリしないので
ゾラデックスの皮下注射も。


そういえば、
あんなにイヤだったCTの際の造影剤投与だけど
最初はやっぱり左手首の脇からという話になり
一旦針を刺したものの無理だったんだけど
患側の右手もむくみがないから大丈夫とのことで
試してみたらアッサリ!

それに、造影剤入れると体がカーって熱くなって
それが前回はすごく感じられたのに(闘病記1参照)
最近はホルモン治療のおかげで普段からほてりがひどいので
なんだかあまり熱さを感じず・・^^;
いいんだか悪いんだか・・・

さて。
来月からまた頑張るぞ!





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