ー放射線治療ー




手術後の補助療法としての放射線治療

乳房切除術後に放射線照射を加えることで、局所再発率は低下。そして生存率が上昇する可能性もある。


<放射線治療の概要>
放射線治療は高エネルギーX線を乳房にかけ、乳房の中に残された可能性のある顕微鏡レベルのがん細胞を殺し これにより乳房内の局所再発を予防する。(局所再発が約1/4に低下することが実証されている)

通常25回(週5回×5週間)で、総線量50Gy照射。
治療の初回にしシュミレーション(照射の位置決め)を行い、マジックで皮膚に目印をつける。
この目印を元に次回からの放射線治療が行われる。
治療時間は約1-2分で終了

<放射線治療の副作用>
乳房照射に対して大きな副作用はないが、第3〜4週頃から疲れやすく感じることがある。
この疲れは治療が終了して数週後にはおさまると思われる。
それ以外には皮膚の赤み、日焼けの症状が出ることがあり、色白の人が特に強く出やすい。
これらの症状は時間と共に消える。
また照射後、乳房の組織が線維化を起こし肥厚するが、半年〜2年程度で症状はとれる。
白血球数の減少が起こるため、風邪やインフルエンザにかからないよう人ごみを避ける必要がある。


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