ー抗がん剤治療ー
★CMF療法
乳がん手術後の補助化学療法としてCMF療法はAC療法とならんで現在国際的にもっとも標準的な方法。
方法は1回40分程度の点滴を4週間につき2回を1サイクルとして6サイクル行う。
つまり約6ヶ月間に12回点滴を行う。
<使用薬剤>
C;Cyclophosphamide 600mg/m2(シクロフォスファミド)
M;Methotrexate 40mg/m2 (メトトレキセート)
F;5-FU 600mg/m2
<CMF療法の副作用>
吐き気、食欲低下が点滴後2-3日起きることがある。
脱毛により髪の毛が約20%程度減りますが、最終的にかつらが必要になることは普通はない。
★CMF以外の療法
AC療法 アメリカでCMF療法とならび用いられている治療法で効果はCMF療法と同等
A-CMF療法 イタリアの臨床試験でCMF療法以上の効果が示された方法
CEF療法 カナダの臨床試験でCMF療法以上の効果が示された方法
AC-T療法 アメリカの大規模な臨床試験でAC療法以上の効果が途中経過で示されている方法
AC療法はCMF療法と同じ基準で用いられるが、その他の3つの治療法は治療に伴うリスクと効果の分析から現時点ではリンパ節転移4個以上の再発のリスクの高い人の場合に用いられる。
ちなみに管理人はリスクが高い状況のためAC-T療法を行いました。
★AC-T療法
<使用薬剤>
A: アドリアマイシン 60mg/m2
C: シクロフォスファミド 600mg/m2
これを3週毎4サイクル、さらにこれに引き続き
T: タキソール 175mg/m2
3週毎4サイクル
すなわち3週毎に AC AC AC AC T T T T(計8回)を繰り返し、
合計3×8=24週(約6ヶ月間)での治療は終了。
<AC-T療法の副作用>
ACはCMF療法に比べて一回当たりの吐き気も強め、完全脱毛が起こる。
脱毛は治療を始めて2週間過ぎたころから始まり、次のサイクルを点滴するころにはほぼ完全に脱毛。
髪の毛だけでなく全身の脱毛が見られる。
また、タキソールにより手足関節の痛み、しびれ、味覚障害などもある。
